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くまもと技術革新・融合研究会 令和6年度RISTシンポジウム ~生成AI・データサイエンスの動向と将来への期待~

くまもと技術革新・融合研究会(RIST)の活動にご協力いただき、誠にありがとうございます。本年度のRISTシンポジウムでは、急速に発展している「生成AI」に加え、データサイエンスの最新動向とその応用例について取り上げます。

まず、基調講演では、データの解析を通じて新たな視点を見出し、多様な分野での活用を目指した九州大学の研究についてご紹介いただきます。続いて、理化学研究所より、質の高いデータの蓄積や統合、数理科学との融合を通じて研究DX(デジタルトランスフォーメーション)を高度化し、次世代の研究プラットフォームを構築する取り組みについてお話しいただく予定です。

さらに、熊本からは、生成AIの業務活用を早期に進められた熊本市様から、その事例と知見をご紹介いただくほか、地元企業ワイズ・リーディング様による医療・教育分野でのAI活用事例についてもご紹介いただきます。また、熊本大学からは、生成AI、大規模言語モデル(LLM)の特徴、応用例、そしてその限界と可能性についてチュートリアル形式で解説いただきます。

最後に、各講演や事例紹介を踏まえ、生成AIとデータサイエンス分野における課題や将来展望について、会場の皆様のご質問・ご意見を交えながらパネルディスカッションを行います。

このシンポジウムを通して、データサイエンスとAIに関する理解をさらに深め、広範な知見を共有し、次世代の技術発展に寄与する場となることを目指しています。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

■日時:令和6年10月31日(木)シンポジウム/13:30~17:15   交流会/17:30~19:30

■会場:熊本城ホール 大会議室A1(熊本県熊本市中央区桜町3-40)

■主催:くまもと技術革新・融合研究会(RIST)/公益財団法人くまもと産業支援財団

■内容:
13:30   主催者挨拶                   RIST会長 熊本大学 大学院先端科学研究部 教授 松永 信智

第1部
基調講演                                  13:35~14:25 (50分)

「モデル探索あるいは方程式発見 ~未知の現象を紐解くデータ駆動的アプローチ~」

先人の努力によって自然現象や社会現象の振る舞いを表現する数式が見いだされ、それらの方程式を基に現在の精緻なシミュレーションが成り立っています。しかし、現代においても未解明の自然現象やそもそも方程式では表現しにくい社会現象もあります。近年、センサや情報技術の発展により多くのデータが利用できるようになりました。本講演では、データから数式を見いだす方法とその活用についてご紹介いたします。
九州大学 情報基盤研究開発センター 教授  小野 謙二 氏

 

講演

国立研究開発法人 理化学研究所より講演予定     (講師調整中)    14:25~14:50 (25分)

14:50~15:00  <休憩>

「熊本市における生成AI活用の取り組み」                                                        15:00~15:25 (25分)

熊本市役所では令和5年10月から全職員が生成AIを利用できる環境を構築している。その用途や課題、効果などの活用状況に加え、今後の展望について報告する。
熊本市役所 デジタル戦略課   杉本 健吾 氏

 

「医師の画像診断教育プログラムの開発におけるビッグデータ・AIツールの活用」    15:25~15:50 (25分)

臨床画像での見落とし事例を収集し蓄積したビッグデータを医師の画像教育に活用する。
教育の効率化のために、AIツールを活用しチャットボットで質問や回答のやり取りを行い、学習の幅を広げるため、AIによる類似症例の抽出や、類似画像の生成など高度なサービス開発を行う。また、匿名化したメタバース空間を利用することで、共有することが困難な状況をなくし、見落としによる失敗事例を医師の間で共有しやすくする。
株式会社ワイズ・リーディング ヘルステック&ITソリューション マネージャー 菅原 学 氏

チュートリアル                                                                                             

「人間の可能性を広げるAI」                                                                        15:50~16:15 (25分)

OpenAIのサム・アルトマンCEOは、数千日以内に人間の知能を超えるAIが誕生する可能性を示唆している。この急速な進歩に備えるため、本発表では現時点での生成AIと大規模言語モデル(LLM)の特徴を解説する。さらに、テキスト、画像、動画生成などの最新のAI技術の能力と、実際の応用例を紹介する。これらの知識を通じて、AIの可能性と限界を正しく理解し、効果的に活用する方法を探る。
熊本大学 大学院先端科学研究部 助教 木山真人 氏

 

16:15~16:25  <休憩>

 

第2部  パネルディスカッション                                     16:25~17:15 (50分)
「生成AI、データサイエンスの課題と可能性」
パネリスト: 九州大学              情報基盤研究開発センター 教授                      小野 謙二 氏
国立研究開発法人 理化学研究所
熊本市役所          デジタル戦略課                                                杉本 健吾 氏
株式会社ワイズ・リーディング ヘルステック&ITソリューション マネージャー 菅原 学 氏
熊本大学              大学院先端科学研究部 助教                           木山真人 氏
モデレータ: 熊本大学大学院先導機構特任教授     中村 振一郎 氏   (元三菱化学フェロー/元理化学研究所特別召聘研究員)

 

17:15  閉会挨拶   RIST企画委員会 委員長 熊本大学大学院先端科学研究部 教授  伊賀崎 伴彦

 

17:30  交流会 【会場:ラソールガーデン熊本(サクラマチクマモト内)】

 

■参加料:シンポジウム 無料 / 交流会 有料(RIST会員:6,000円、一般:8,000円)

■定員:150名

■シンポジウム申込締切:10月 28日(月)/交流会申込締切:10月17日(木)

■お申込み  WEB申し込み
ページへ接続できない等、上記フォームでのお申し込みができない場合は、大変お手数ですがメールにてお申し込みをお願いいたします。
(お申し込み先 RIST事務局:rist@kmt-ti.or.jp)

 

■お問い合わせ先

くまもと技術革新・融合研究会(RIST)事務局
(公益財団法人くまもと産業支援財団内)
田口、田畑、池
〒861-2202 熊本県上益城郡益城町田原2081-10
TEL:096-286-3300/FAX:096-286-3929
E-mail:rist@kmt-ti.or.jp URL:https://www.rist.gr.jp/

※10/24以降の交流会のキャンセルは、キャンセル料をご負担いただきます。予めご了承ください。
※お申込みに際して記載いただいた内容は当シンポジウムの運営と今後のRISTフォーラム等の企画、及びRISTフォーラムのご案内のみに使用いたします。

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