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活動報告

RIST技術検討会「電動モビリティの要素技術開発と地域活用」の関連イベント開催報告と動画配信

RIST会員および関係各位

       技術検討会世話役  崇城大学 准教授 西嶋 仁浩
熊本大学 シニア准教授 松田 俊郎

環境省電動スクールバス実証事業の成果発表について、熊本大学がセレモニーを開催しました。

本事業は、環境省の「中山間地域における電動マイクロバスの評価検証委託事業」として、熊本大学(大学院先端科学研究部松田俊郎シニア准教授)が受託し、熊本県、球磨村と進めた事業であり、令和4年2月に球磨村に全国初の電動スクールバスを導入し、これまでの1万kmを超える実証試験の結果、

・電動スクールバスは、地域の持続可能な通学手段として有用であること

・CO2削減とエネルギー地産地消の効果が大きいこと
(地域で発電した再生可能エネルギーを電動バスに蓄電してバスの走行と地域の電力として使える)

・走る非常電源として、地域の強靭化に有効であること、を確認できています。

成果発表セレモニーには、環境省前田大臣官房審議官、熊本大学大谷理事・副学長、熊本県田嶋副知事、球磨村松谷村長をはじめとする関係者約100名が出席し、松田俊郎シニア准教授による電動スクールバス実証事業の内容と成果の発表後、参加者による試乗会が行われました。参加者からは、電動スクールバスの有用性を理解できた、今後の社会実装の取り組みが具体化されている、などのコメントが得られ、好評のうちに終了しました。

セレモニーの様子は、熊本大学公式YouTubeにて公開中です。
<球磨村電動スクールバス実証事業成果発表セレモニー>

<セレモニー概要>
1.日時:令和6年1月17日(水)10:00~12:00
2.場所:球磨村立球磨中学校 及び 近隣試乗コース
(熊本県球磨郡球磨村大字一勝地丙123)
3.内容
・主催者挨拶 熊本大学 理事・副学長 大谷順
・来賓挨拶 環境省 大臣官房審議官 前田光哉様
・熊本県挨拶 副知事 田島徹様
・球磨村挨拶 村長 松谷浩一様
・球磨村電動スクールバス事業の成果と社会実装構想の説明
熊本大学大学院先端科学研究部シニア准教授 松田俊郎 ほか
・新型電動スクールバスの披露

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