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第373回RISTフォーラム ~半導体産業とサイバーセキュリティ~

(本フォーラムは、8月に台風接近のために延期したフォーラムを改めて開催するものです)

TSMCの熊本進出に伴い、多くの半導体関連企業が熊本に進出し、地元企業にとって大きなビジネスチャンスが生まれています。しかし、近年、サイバー攻撃による大規模な被害が世界的に増加しており、半導体産業においてもセキュリティ対策が急務となっています。
半導体産業は広範なサプライチェーンを持ち、一箇所でのセキュリティインシデントがサプライチェーン全体に重大な損失をもたらす可能性があります。そのため、ファウンドリーや装置メーカーだけでなく、サプライチェーンに参入するすべての企業にセキュリティ確保が求められています。
こうした背景から、2022年にはSEMI Standards(半導体製造装置及び材料の業界標準規格)によるセキュリティ規格、SEMI E187とE188が制定されました。
本フォーラムでは、地元企業が半導体産業への参加や事業拡大を目指すために必要な「半導体産業関連のセキュリティ」について専門家によるご講演と質疑応答を行います。ご参加のみなさまの最新の半導体製造関連セキュリティ動向の情報収集や人的ネットワーク構築の一助となれば幸いです。
終了後には講師を交えた交流会も予定しております。ご多数のみなさまのご参加をお待ちしております。

 

1.日 時  令和6年12月3日(火) 14:00 ~ 17:15 /交流会 17:30 ~ 19:30
2.場 所  ホテル熊本テルサ テルサルーム(熊本県熊本市中央区水前寺公園28−51)
3.主 催  くまもと技術革新・融合研究会(RIST)、熊本県産業技術センター
(公財)くまもと産業支援財団、
後 援  熊本県産業技術振興協会
4.内 容
○開会挨拶      熊本県産業技術センター所長(RIST副会長) 平井 寿敏       14:00~14:10

第Ⅰ部 講演
1) 半導体工場のセキュリティ 〜 SEMI E187/188とその向こう側 〜        14:10~15:10
SEMI E187/188は半導体工場を守るために製造装置に課される最低限のセキュリティ仕様とみなすことができますが、製品および工場全体のセキュリティを考えた場合、十分なものとは言えません。本講演では、近年の事例を紹介しながら、これからの半導体産業に求められるセキュリティ対策について考察していきます。
講師:森 彰 (モリ アキラ)氏
国立研究開発法人 産業技術総合研究所(AIST)
情報・人間工学領域 サイバーフィジカルセキュリティ研究センター
ソフトウェアアナリティクス研究チーム長
住友電工-産総研 サイバーセキュリティ連携研究室長(兼務)

2) 制御システムへのサイバー攻撃の脅威とセキュリティリスク分析           15:20~16:20
制御システムへのサイバー攻撃の脅威・攻撃事例についてIPAの公開資料を元に紹介します。また、サイバー攻撃による制御システム停止・異常等のリスクを評価するセキュリティリスク分析手法についても紹介します。
講師:内田 努 (ウチダ ツトム)氏
独立行政法人情報処理推進機構(IPA) セキュリティセンター
リスクマネジメント部 制御システムグループ

◆ 休憩 ◆

第Ⅱ部 講師と会場のディスカッション                16:30~17:00
モデレータ:東海大学 名誉教授 中嶋 卓雄氏 (RIST「セキュリティ」技術検討会 世話役)
講師 森 彰氏、内田 努氏とご参加のみなさま

○閉会挨拶          RIST企画委員会 アドバイザー   富松 篤典      17:10~17:15
閉会後、交流会を開催予定

5.参加料:フォーラム 無料
交流会  RIST会員3,000円/一般5,000円

6.お申し込み WEB申し込み(https://forms.gle/vnjMVe1i1bVkgAFt8)か、
RIST事務局(rist@kmt-ti.or.jp)までご連絡ください。
(お申し込み締め切り:11月27日)
※11/27以降の交流会のキャンセルは、キャンセル料をご負担いただきます。予めご了承ください。

※ご記入いただきました個人情報は、本フォーラムの申込処理・運営、及び今後のRISTの催しの案内に限定して使用します。

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