新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和され、RISTの活動も従来のペースを取り戻しつつあります。昨年度は実施できませんでした、地域課題をRISTで解決しようという趣旨のフォーラムを今年度は満を持して開催いたします。令和2年度に始めたこの取り組みは、八代・人吉・球磨、南阿蘇、小国とこれまで3地域を取り上げて実施してきたものです。
今回は東洋経済新報社の「住みよさランキング」で何年も上位を続けて注目されている合志市役所様に問題提起をお願いし、データ活用や市役所のサイバーセキュリティの取り組みを発表していただきます。続いて、地域や大学、企業等におけるそれらの取り組みを各代表の方々から発表いただきます。最後に全体質疑・討議の時間を設け、会場の皆様方から講師の先生方への質問や、問題解決につながるご意見などを伺う機会にしたいと考えております。
合志市は人口が約6万5千人の都市ですが、この規模の市町村は県内に多く、今回の発表や議論はそれらの市町村の皆様や関連企業の皆様にとっても参考になるところが多いのではないでしょうか。また、大学や企業などにおける取り組みも、異なる立場から見ると興味深く感じられることと思います。
県内の地域の課題や取り組みを取り上げるこのフォーラムに、ぜひ多数のご参加をお待ちしております。
1.日 時 令和5年9月15日(金) 14:30~17:10
2.場 所 TKP熊本カンファレンスセンター(熊本市中央区花畑町4-7 朝日新聞第一生命ビル9階)
3.主 催 くまもと技術革新・融合研究会(RIST)、公益財団法人 くまもと産業支援財団
4.後 援 一般社団法人 熊本県サイバーセキュリティ推進協議会
5.内 容
○開 会 挨 拶 RIST会長(熊本大学大学院先端科学研究部 教授) 松永 信智 14:30~14:40
◇◇◇ 第Ⅰ部 講演 ◇◇◇ 14:40~16:35
■基調講演「合志市におけるデータ活用とサイバーセキュリティ対策」 14:40~15:10
合志市 市長公室 企画課デジタル化推進班 課長補佐 齋藤 正典 氏
市民の健康増進を目指した産学官連携による取り組みと市役所のセキュリティ対策について話していただきます。
■講演1「セキュリティ課題解決への取り組み紹介」 15:10~15:35
崇城大学 情報学部情報学科 教授 吉岡 大三郎 氏
セキュリティの基本である暗号技術の話に加え、機械学習やChatGPTを使った取り組みも紹介いただきます。
◆ 休憩 ◆
■講演2「情報セキュリティの現状と熊本県サイバーセキュリティ推進協議会の活動」 15:45~16:10
熊本県サイバーセキュリティ推進協議会 会長(熊本県立大学 総合管理学部 准教授) 小薗 和剛 氏
県内各組織のセキュリティ意識向上のために産官学民と連携を取りながら行われてきた活動を紹介いただきます。
■講演3「サイバーセキュリティの動向と対策」 16:10~16:35
株式会社セキュアサイクル 代表取締役 服部 祐一 氏
最近のサイバーセキュリティ事例とその対策についてご紹介いただきます。
◆ 休憩 ◆
◇◇◇ 第Ⅱ部 全体質疑・論議 ◇◇◇ 16:45~17:05
(登壇者) 合志市 市長公室 企画課デジタル化推進班 課長補佐 齋藤 正典 氏
崇城大学 情報学部情報学科 教授 吉岡 大三郎 氏
熊本県立大学 総合管理学部 准教授 小薗 和剛 氏
株式会社セキュアサイクル 代表取締役 服部 祐一 氏
司会 RIST「セキュリティ」技術検討会 世話役(東海大学 名誉教授) 中嶋 卓雄
○閉 会 挨 拶・閉 会 17:05~17:10
終了後に情報交換会を開催予定(会場周辺で調整中) 17:40~
6.定員 50名
7.参加料 フォーラム:無料、 交流会 会員2,000円/一般4,000円
8.お申し込み WEB申し込み か、RIST事務局(rist@kmt-ti.or.jp)までご連絡ください。
(お申し込み締め切り:9月11日(月))
※ご記入いただきました個人情報は、本フォーラムの申込処理及び今後のRISTの催しの案内に限定して使用します。