第329回 RISTフォーラム
人類の歴史を振り返ると、「狩猟社会」(1.0)に始まり、「農耕社会」(2.0)を経て、産業革命による「工業社会」(3.0)が実現しました。いま我々はコンピュータが普及した「情報社会」(4.0)に生きており、次が内閣府による「第5期科学技術基本計画」に謳われた「超スマート社会」(Society5.0)というわけです。超スマート社会を実現させるためには、さまざまな「モノ」がインターネットを介してつながり、このIoTを有効活用した共通のプラットフォーム構築に必要となる取り組みを推進しなければなりません。
そこで、第329回RISTフォーラムでは、IoTエッジコンピューティングのプラットフォーム化、データ解析を担うデータセンター市場(クラウド)に拡がるサービスとしてのFPGA(FPGA-as-a-Service)、FPGAとAIエッジコンピューティングを取り上げます。IoT市場は金額ベースで同市場の6~7割を占めるとされる「サービス」に付加価値があり、IoTはデバイス業界がサービス側の付加価値を取り込むチャンスがある市場でもあります。
IoTの研究/開発/ビジネスに関する情報を共有させて頂き、IoT・AI・ビッグデータで広がる熊本の未来を議論できればと思っております。熊本の産学官の皆様の多くのご参加を頂ければ幸いです。
1.日 時 平成30年6月21日(木) 14:00~17:30
2.場 所 ホテルメルパルク熊本 (熊本県熊本市中央区水道町14-1)
アクセス:https://www.mielparque.jp/kumamoto/access/
3.主 催 くまもと技術革新・融合研究会(RIST),(公財)くまもと産業支援財団
4.内 容
○開 会 14:00~
○講 演
1)「IoTを支えるエッジコンピューティングのプラットフォーム化推進」
株式会社デバイス&システム・プラットフォーム開発センター(DSPC)
企画部 部長
エッジプラットフォームコンソーシアム 事務局長 村方 正美 氏 14:05~15:05
休憩
2)「クラウドを加速するFPGAの現状と課題」
九州工業大学大学院 情報工学研究院 助教 趙 謙 氏 15:15〜16:15
休憩
3)「FPGAのトレンドとAIエッジコンピューティング」
熊本大学大学院 先端科学研究部 教授 飯田 全広 氏 16:25~17:25
○閉会挨拶 17:25~
○閉会
情報交換会(上通り周辺で調整中) 18:00~20:00
6.参加料 フォーラム:無料、 情報交換会:会費制(2000円程度)
※ 1)のDSPCは、半導体産業研究所(SIRIJ)および株式会社半導体理工学研究センター(STARC)の終息に伴う半導体業界団体の再編によって生まれた新しい組織であり、会長は斎藤昇三 氏(元 東芝副社長、日本電子デバイス産業協会NEDIA会長)です。
下記URL申込シートにご記入の上、6月18日(月)までに、ご返信いただきますよう
お願い申し上げます。